春衡伯爵家の事情 明治後期篇

2020年05月24日
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明治時代の華族、春衡伯爵家。

一族の
淫靡な姿を描き出す
官能浪漫譚

――――――――――――――――

1.明治44年、花咲月の頃。
大名家のお姫様である徳子(とくこ)は
春衡(はるひら)伯爵家にお嫁入りした。

然し、
徳子は、夫である芳鷹(よしたか)との肉体の交わりをお断りし、
その代わりに、
自分の身代わりとして、
乳兄弟で女中の濤(なみ)を芳鷹に捧げたのだった。

2.濤と夫の初夜の一部始終を見ていた徳子は、
自分の身代わりとして愛する濤を
芳鷹に捧げた事を深く後悔し、心は千千に乱れていた。

然し、そんな徳子の想いと裏腹に、深まる芳鷹と濤の関係。

――芳鷹と濤の温室での営みを目撃してしまった徳子の取った行動とは?!

3.徳子は夫である芳鷹の寝所に夜●いを掛けた。
それも、自分の代わりにお勤めしている濤の姿に変装して……。

しかし、試みは大失敗。

夫にも説教され、濤にも攻められて、
徳子はどうなってしまうのか?!

「もう一度、初夜から続きを致しましょう」


4.想いが通じ合った春衡伯爵家当主の芳鷹と正室の徳子。
そして、それを喜ぶ濤。
三人の穏やかで愛に満ちあふれた日常。

実は、芳鷹は徳子に一目惚れし、求婚したのだが、
経緯を知らない徳子と濤に、その経緯をせがまれて、話し出す……。

そして、心が解放された徳子が芳鷹に問う。
「Peut-on toujours désirer sa femme ?」

5.英国大使を任命された芳鷹は徳子と濤を連れてイギリスへ。
――幸せな三人の旅立ち。


作者:菊月太朗

全167ページ
漫画:146ページ
表紙:10ページ
その他(あとがき/オマケなど):11ページ


収録作品:春衡伯爵家の事情5巻・6巻・7巻・8巻・9巻
(『春衡伯爵家の事情 伍』、『春衡伯爵家の事情 陸』、
『春衡伯爵家の事情 柒』、『春衡伯爵家の事情 捌』、
『春衡伯爵家の事情 玖』)



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